小規模保育園のメリット・デメリットをちょこっと紹介

今日が申し込み締切日!

ハッピーバレンタイン✨
という事で、朝から事務員さんにチョコを頂戴しまして、テンションが上がっておりますまつげ園長でございます😎

さぁ本日が最終!
令和7年度高槻市認可保育園入園2次選考の締め切り日です!

まつげ園長、これまで独断分析ではありますが、保育園選びに際し、保護者の皆様と園、そして市役所との間にある選考の闇みたいなものをお知らせしてきました🙌

実際に起こっている事で、なんでこんな事が起こるのか、少しはご理解頂けたかなぁ~と思います!

 

これまでのお話が気になる方は
↓こちらをクリック↓

 

そこで今日はちょっと違った角度、保育園選びあるあるを少しご紹介した後、小規模保育園のメリット・デメリットをちょっとだけご紹介したいなと思います!

このブログを読んでくださっているお父さんお母さんの中で、就学前まで預かってもらえる大きな公立保育園や認可保育園に行きたかったけれども、小規模保育園を検討せざるを得ない状態で保活されてる方が多いと思います💨

行かざるを得ないが為に、その中でも小規模保育園に優先順位を付けて、とにかく入れる小規模園を探してはる方が多くおられるでしょう!

小規模保育園に入園することに、まだまだ抵抗がある方もおられるかもしれません😓

ネットでは様々な情報が錯綜しています!
ですが、おそらく施設側からのぶっちゃけ目線で『こういう事ええで』はあっても『こういう事ほんまにあんまよくないで』って部分はどうしても見えないと思います!

というわけで、本日のテーマはそんな小規模保育園のぶちゃけ『〇〇はええで、〇〇はよくないで』をご紹介します!
もし、小規模保育園にご入園が決定されましたら、大きな保育園との違いを、目に見える部分だけでなく意識して頂ければ嬉しいです💡

 

🙇‍♂️お願い🙇‍♂️
これは
まつげ園長なりの分析と
個人的な意見になります!!!
市役所に問い合わせて
色々聞いたりしないでね 😭

 

その前に・・・

 

二次選考のサイクルと、今年度よりスタートする繰り上げ内定に関してのおさらい!

 

こちらをご確認ください!

間違えた

 

ていうか、ほんとこの人何なんでしょうね・・・
この人になって、なんか良いことないわ~

 

よし、本題にもどそう

 

スーパーヘビー級タイトなスケジュールでございます😱

💡2次選考のスケジュール💡
◎2/14日(本日)に申し込みの締め切り!
◎内定した皆様への結果は3月上旬発送
 《現段階では3/10日に発送予定だよッ》
◎2次申込みを辞退する場合締切りは
 3/14日までに辞退届を提出

 

です!
そして、その後のスケジュールはこんな感じ!

期間、みじかッ・・・
3月10日に発送されて、辞退する場合の辞退届の提出3月14日⁉️⁉️⁉️
それから、繰り上げ内定の結果の通知3月18日3月19日😰
これは行政の方も不眠不休になるんとちゃうかのレベルですね~
おそらくですが、繰り上げ内定者の連絡は、施設と保護者の皆様へはほぼ同時になるでしょう!
このタイトすぎる選考スケジュールの裏側にちょっとだけある行政の思惑を想像してみたのですが、いくら選考を行っても、急遽の転勤やお引越しで内定を辞退される方もおられます!

その際に

①もう高槻市にいなくなるから、辞退届を出さずにお引越しする方

②入園ギリギリまで迷って期日を度外視されて結果辞退する方

も実際におられます💫
これは、本当に申し込んだ園に内定したかった方、不眠不休で選考を行った行政の方、施設側からしても、わがままに振り回されちゃってすごい言い場のない迷惑ですね💦

だから、できるだけタイトなスケジュールにし、転勤やお引越しの可能性をギリギリまで把握して、辞める場合の連絡をすぐしてくれ!っていう意図があるのだと思います🙇‍♂️

理由はともあれ、内定された方はかなり短いスケジューリングで進むことに心のご準備をお願いします!

また、当グループ園では、2次申し込み後に内定が決定された方へより早くお知らせする為、内定通知書がご自宅に届く前にお電話でお知らせいたします!

072-648-3527という電話番号からだいたい10時~16時までの間で、順々にお電話致します☎️

スムーズな案内の為、3月10日以降の3日間くらいはご都合の調整をご協力お願いいたします!

 

保育園選びあるある🤔

まず、皆さんが保育園を選んで見学の申し込みを行う際、何を重視しているかというお話!

まつげ園長のグループ園で見学前に取らせてもらってるアンケートの内、保育園選びで保護者が選ぶ上位3位をお知らせしますね!

 

第1位👑
自宅からの距離(91%)
だいたいの人はこの項目に✅を入れられます!
確かに大事なポイントですよね~

第2位👑
園の雰囲気・ベテラン保育士さんの年齢層(63%)
やはり、安心に預ける為にはベテラン層の安心感は重要なのでしょう!
毎年この項目の%は非常に高いです♪

第3位👑
保育施設の規模・環境(55%)
第2位でもおかしくないこの項目がランクイン!
小さい規模感より、大きい規模や環境を求めておられています☆

皆さんもなるほどの結果だと思います!

 

だが、しかし!!!!

 

お話をお聞きした後のアンケートで、ご意見の多いベスト3をご紹介!!!

 

第1位👑
お布団のレンタルあるの(62%)
お布団は持っていきたくないんだじょ~
そりゃそうです!雨の日なんか大変です☔

第2位👑
オムツは持ち帰り(52%)
でました関西県保育園、謎の文化、オムツの持ち帰り!これは上位にランクイン💫

第3位👑
給食はどんなんですか(50%)
子ども達が毎日食べる給食がどのような素材でどのように作っているか!
これも重要なんですよね🤔

 

見学前と見学後に全然変わる見た後のこの違い・・・というか着眼するポイントの変化

 

もう少し分析してみましょう💡

 

見学前に気にしていたポイントとしては
『距離』『人』『施設』に対し、見学後に思われることは
『毎日の事』であって、入園しないとわからない事系が圧倒的に多いわけです!

 

ちなみにこれはご見学された保護者の方々に実際にお聞きしてる内容になります!

 

まつげ園長が思う小規模保育園👌

上記を踏まえたまつげ園長の思う『ここに注意して!小規模保育園のメリット・デメリットをご紹介💥

 

小規模保育園のメリット

は、現役園長である私が思うメリットの部分をご紹介いたします!
そもそも小規模保育園というのはざっくり言うと、2015年4月から始まった『子ども・子育て支援新制度』に基づき、市町村による認可事業(地域型保育事業)として、多様な施設や事業の中から利用者が選択できる仕組みの一部としてできた0歳児~2歳児専門の保育園を指します!

ネットで調べたら出てくるメリットでよく言われるのは

〇保育が手厚い
〇子ども一人一人と向き合ってもらえる

などの「〇〇そう」という想定のお話

実際はそうなの❓

これは心の底から叫びたいのですが

それは園によります!
全部の園がそうではない!

理由としましては2つあります!

保育士さんの確保が尋常じゃないくらい激戦化している
福祉の専門業者じゃない法人が保育園を運営してる

です!

小規模保育事業というのがスタートしてから、保育園がすごく増えました。
これは質と量の部分で言えば、預け先が増やす為にまずは量を増やしたわけです。
公立施設の民営化を含め、世の中にある保育園の大半が民間です。


何故、そもそも民営化や民間が参入できうようになってるのか。だってそうですよね・・・
奈良の大仏さんみたいな何百年も前に建てられた建造物が、現代において、ノスタルジーという言葉に変わり、観光事業として日本内外関わらず収益を生み続ければ、国は絶対に手放したくないですし、世界遺産とかそういうものを民間が運営するわけないですもん。

民間が入ってきている理由は、まさに『資本主義市場』であって、資本を基により良い質の向上を競わせ、自由に選択できるようにしているわけです。したがって、資本のない保育園は潰れてしまいます。保育園の形や保育園を取り巻く環境は、今の現代でめまぐるしく変化しています。

ましてや①の保育士さんの確保に関して。保育業界だけでなく、ただでさえ人材確保に苦戦する世の中で、資格を有した保育士さんを確保することはめちゃめちゃ難しいです。分母(増えた保育園の数)分子(増えた保育士さんの数)が一致してません。どこの園も喉から手が出るくらい人材の確保にコストをかけています。手あたり次第求人サイトを打ち、人材派遣人材紹介を頼ります。頼らざるを得ないわけなのです。※ちなみにBEITでは絶対に人材派遣は使わないんだよ~💡

保育士さんの求人サイトでは軒並み人材紹介や人材派遣のサイトが上位表示をずっとし続けており、年々確保を困難化させています。
保護者の皆様が思う『預けるのに園にいて当たり前』の保育士さんは、園にとっては『確保することが本当に非常にめちゃめちゃ困難』というのが大きな課題になっているのです。そこで出てくるのが大きな資本を持った②のような企業なのです。

ただ、最も重要な事は、人材確保ができたとしても、保育士さん一人一人が何を求め、何の為に保育をしているのかが明確ではなく、バックボーンにある法人や園の理念を全く理解せずに、ただただ子ども預かる施設は、長続きはしないとまつげ園長は考えています!
それは経験年数の高いベテラン良くて、若年層がダメというそんな簡単なものではないです。
これは知っておいてください。どんなに素晴らしい施設構えをしていても、TOPが腐っていたら、人は腐ります。絶対に。
園の心が腐ってるとその影響は全部子ども達に行くのです。

でもね、人材確保競争の中で、確保できたとして、どんなに真っ直ぐな信念であろうとしても、理念に合わないお別れをしなければならない職員さんもいるわけで・・・
まつげ園長も色々経験してきたわけですよ。

例えばですよ。

保育園ではなく、豚骨のラーメンのお店だとしましょう。このお店は豚骨お店、スープはダシで麺は細麺です。

ですが、勝手に味噌ラーメンを作ってしまう先生もいるわけです。決まって言う共通する言葉が『前の店(園)では、今ではそうだったんで』


知るかぁぁあああーーーイ!!


※もちろそんな言い方はしません


味噌ラーメンはスープはタレで麺はちぢれ麺でしょうが!!!!
それが嫌で辞めたんちゃうですかーいィィィ
ちなみに今、BEITにいてくれてる先生達でラーメン屋したら、少なくともみんな豚骨ラーメンを作ってくれる先生達なんです。
やっぱりそこでは想いを共有することが大事なんですね~

ps.BEITの理念共有研修の様子はこちら↓

メリットとして保育を全く知らない人が、ネット記事に記載する手厚い保育や子ども一人一人と向き合ってもらえるという安心感は、小規模保育園だからそんな簡単な理由で得られるものではない!ということなんです。本当に簡単に言わないで欲しいし、現場の絶え間ない努力を俯瞰に見ないでもらいたい!


大きな保育園であろうが、小規模保育園であろうが、1人のお子さんを保育する配置基準は、大きかろうが小さかろうが一緒!0歳児はお子さん3人に対して一人の保育士さんが必要です。でも考えてみてください。0歳児の3つ子ちゃんをお一人で見れますか?
そういう事です。

つまり、手厚く保育をしようと思うと、必ず絶対に配置基準より多くの保育士さんがいないと、余裕やゆとりを持って、子ども達を手厚くみてあげることは不可能です!これは大きな園でも一緒です!
そんな中、あえてまつげ園長が実際に感じる、小規模保育園であるが故にあるメリットとしてあげれる事は

🔅保育士さんの人数が必ず配置基準以上に確保されている事
🔅現場で働いている保育士さんが園の理念を知って、明確に保育してること
🔅現場にいてる保育士さんの笑い声が見学の際に聞こえる事

こういった条件付きであれば、大きな保育園より

〇保育が手厚い
〇子ども一人一人と向き合ってもらえる

可能性が高いという事です!

大きな園と比較すれば、どうしてもそもそもの定員人数は少ないです。従って、平日お休みの人を含めたら、日中が定員MAXいない日も、多くあります。大きな園で2人~3人お休みが入っても、先生たちの多忙さはほぼ変わりません。ですが、小規模保育園で2名~3名のお休みがあれば、月齢の小ささもありますが、先生たちの余裕や心のゆとりは少し変わります。

 

小規模保育園のデメリット

次に、私が思うデメリットの部分をご紹介いたします!またネットで調べたら出てくるデメリットでよく言われるのは

〇3歳で転園が必要
〇園庭がない

などが結構的を得たようなお話が出てきます。
しかし、実際はどうなんでしょうか❓

これは実際にそう思う方も多いことでしょう。ここでは、我らの自治体、高槻市においてのお話をします。

毎年、小規模保育園から卒園をする子ども達は2025年2月1日現在で405名いてます。
想像してみてください。この内、何名の子ども達が3歳児になる際の進級園がないと思いますか?

 

A.100名

B.50名

C.5名~10名

 

正解はC.5名~10名です。
意外と多かったでしょうか?少なかったでしょうか?実は、高槻市全市内でこれくらいの人数なのです。
そして、入れていないCの方々には一つの特徴があります。それは、自身の行きたい園しか希望を出してない事です。

従って、3歳児以降に転園ができない方は、少なくとも高槻市内ではほぼいません。
なんなら、全国的にも小規模に入って3歳に保育園いけなくなったら、それこそニュースになってしまいますね。

まつげ園長は、転園が必要だからデメリットなのではなく、大きな園だと転園をしなくて良いから、大きな園ではメリットである!と思うわけです。

その次の園庭がないというデメリットにおいても、確かに我ら桜北町第三保育園のように園庭や畑があったにしても、小規模保育園では圧倒的に園庭がない園さん達が多く、施設環境の面で言えば、見劣りしてしまいます。

ですが、ここにも大きな落とし穴が潜んでいます。先ほどのメリットの話でも出てきた保育士さんの数の問題です。

🔅保育士さんの人数が必ず配置基準以上に確保されている事

これがクリアされてなけば、園庭はおろか外にはでれない園も多く存在します。
ただここでも、園庭がないからデメリットなんではなく、保育士さんの人数が必ず配置基準以上に明確に確保されているのであれば、大きな園では整った設備環境の中で子ども達の保育の幅は広がり、大きな園ではメリットである!と思います!

 

結局のところ・・・

本質的な部分は、園選びにおいて親も園も子どもをどのような環境でどのようにみてあげるかだと思います!
小規模保育園でのメリットやデメリットになってしまう共通点は、大きかろうがなかろうが、規模感ではなく、保育士さんの人数によって左右されてしまうという事です。また、多ければいいってもんでもない。

ありきたりな情報で左右されるのではなく、施設の規模感や設備だけで見るのではなく、人と保育の中身がメリット・デメリットを見る際にはすごく重要なのです!

本日締め切りを迎え、あとは結果を待つ保護者の皆様!長々とご清聴頂きまして、ありがとうございました🙇‍♂️

優先順位の付け方は難しいですが、是非、入ろうとしている園や入園が決まった園の保育士さんの数や先生達の雰囲気を今一度見てみてください!


本日ご紹介したのはほんのごく一部!

今後もどんどん施設側から見る景色をご紹介していきたいと思っています!
もっと聞きたい!あんな事聞きたい、こんな事聞きたいを教えてくれたらうれしいです👌
ご返信はブログで詳しく返信します!
DM頂いた保護者の皆様、ありがとうございました😁

 

 

 

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ドシドシお待ちしております💡