今日は、ぽぷらの里高槻保育園のぽぷら組さん(2歳児クラス)と一緒に「にょきにょき広場」に出かけました!
行き先は「今城塚古墳公園」です。
出発前からすでにお気に入りのリュックを背負って、期待いっぱいの表情の子どもたち。
「イエーイ!」「楽しみやな!」とにぎやかな声が響いていました。
そんなワクワクをそのままリュックにつめて出発した春のにょきにょき!
ミミズに出会い、坂をのぼり、タンポポを見つけて、今日もたっぷり自然の中で遊びました。
子どもたちの探検の様子を、少しだけ紹介します。
バスにのる前から冒険は始まっている~!

にょきにょきのバスに乗る前からにワクワク全開。
はりきって帽子をかぶって、靴下を自分で履いて…テキパキ準備を進めます!

バスにのると「消防車あった!」「パン屋さんや!」と、バスの窓から見えるもので友だちと盛り上がる姿がありました。
ふと聞こえた「昨日、野菜いっぱい食べた!」「魚も食べた!」といった会話。
元気いっぱいで「にょきにょき」に行くために食べたんだって!なんだかほっこりしました~
小さなミミズとの出会いで大興奮!
公園に到着した子どもたちが、バスから降りて歩き出そうとした瞬間…ミミズに遭遇!
「なにこれ!?」「ヘビや!」
(子どもたちの中では、ミミズではなくヘビのようです笑)
「どこいくのー?」と話しかけたり「追いかけてみよ~!」とミミズのうごきに夢中!
しゃがみ込んだり這いつくばったり。
「ご飯あげるわな!」と、石をあげようとする子どもたち。

生きものを見つけたとき、子どもたちはパッと声をあげます。
ちょっと声が高くなって、ほかのみんなも思わずその場に集まってくる。
そんな反応が、これから始まる“わくわく”のはじまりなんだな~って感じます。
探索モード、スイッチオン!
大きなミミズを見つけてじっくり観察したあとは、子どもたちの“探検モード”が完全にオンに!

気になるところがあると、まっすぐ向かっていく子どもたち。
段差も階段もへっちゃらで「こっちや!」「何かいるかも!」と、ぐんぐん先へ進んでいきます。
「リュック置いて遊んでいいよ〜」と声をかけても、
お気に入りのリュックが嬉しくて、背負ったまま走り回る子の姿も。
自分の持ち物を背負って探検するのは、それだけでちょっと特別な気持ちになるんでしょうね!
坂道でいろんな挑戦をしてみたい!
たくさん歩いたあと、ひとりの子がふと土手の坂に気づきました。
ちょっと高さがある坂だけど…じりじりと足を前に出して、どうやら降りてみたい様子。
でもその前にチラッとこちらを見て「下りていいのかな?」と目で聞いているようでした。
でも!にょきにょきでは、そんな確認はいりません。
「やってみたい」と思ったら、それが合図。
私はニヤリと笑って、グッと親指を立てました。
“やってごらん~!”のサインをそっと返すと、その子はさらに一歩を踏み出しました。
子どもが自分で、やってみたい・挑戦したいと思ったこと。
その背中をそっと押すのが、にょきにょき流の見守り方です🌱

ひとりがズルズル〜っと滑り出すと、それに気づいた友だちも…次々と滑走がスタート!
ある子は、滑るというより飛び跳ねながら斜面を降りていたり。
その勢いに見ていた先生も思わず笑ってしまうほど。

滑ったあとは、みんなで坂登りの始まり~!
ちょっとくらいこけても誰も泣かず、何度も何度も挑戦してはケラケラ笑っていました。
「登れへん~」「怖いけど行ってみる!」と気持ちと向き合う子。
坂の途中で「助けて〜!」と声を出して楽しんでる(?)子。
「絶対に手をつかずに、ふんばって登りたい!!」という意思の強い子。
ひとりひとりの“自分らしい挑戦”が見えた時間でした。
見つける・気づく・伝えたくなる!春の発見
ダンゴムシ、綿毛、紫のお花、トゲトゲの実。
たくさんの“見つけた!”が、遊びの中に詰まっていました。

「タンポポ見つけた!」地面に咲く黄色い花を見つけて、しゃがみ込む子。
綿毛を見つけると「見て~」と綿毛を友だちに渡しに行ったり、「せーの!」と友だちと一緒に吹いて飛ばしたり。

春の景色全部が、子どもたちの言葉を引き出してくれていました。
ただ見つけるだけじゃなく「伝えたい」や「一緒にやりたい」がいっぱいあふれていました。
歩いた、笑った、また行きたい!
少し暑い中、たっぷり1時間楽しみました。

ちょっと長かったかな?と思ったけど、バスが到着する前の最後の最後の時間まで「やってみたい!」を続けていた子どもたち!
日々の育ちがぎゅっと詰まっていたにょきにょきだな~って感じました!