にょきにょき通信11|どろんこ遊びで心と体を解放~!【ぽぷらの里高槻保育園】×【ぽぷらの里富田保育園】

にょきにょき通信7月11日号!

夏まっさかり!
この時期は暑さや熱中症の心配から、にょきにょきの園外活動はおやすみです。

…でも、その代わりに園庭でたっぷり!
どろんこ遊び(どろんこにょきにょき)を楽しみました!

「うわ、びちゃびちゃや!」「どろんこや!」

今回は、ぽぷらの里高槻保育園とぽぷらの里富田保育園のぽぷら組さんで遊びます。

いつもとちがう!? 今日はどろんこの日!

この日の園庭は、まるでどろんこプール。
ふだんの砂場とは感触もちがう、ぬるぬる、とろとろ、足がズボッ。

そんな足ざわりに「ほんとに、ここで遊んでいいの…?」と、最初はちょっと戸惑う様子もありました。
でも、バケツにすくって集めてみたり、どろを流して遊んでみたり。
足のうらで泥の感触をたしかめながら、すこしずつどろんこと打ち解けていく姿が。

最初はおそるおそる、ちょ~っとずつ触っていた子も、
だんだん服がよごれて、顔にもどろんこがいっぱいついてきて…

ふとした瞬間にスイッチが入り、バッシャーン!と豪快に遊びはじめていました。
全身を使って楽しい!を表現していました!

「でたくない!」自分だけの水たまり

園庭のあちこちに、ぽっかりとできた水たまり。
そこにちょうど一人分の水たまりが。
しゃがみこむと、ちょうど自分だけが入れるスペースに。

ある子はそこにすっぽり入りこんで「もうずっとここにいたい…」とばかりに、
しゃがんだまま、ずーっとその場所で…ほんとに最初から最後まで同じ場所にいました(笑)

タライとはちがう、地面とつながった“自分専用の自然のプールみたい。
五感を使って、どろんこの気持ちよさを味わっていました。

どろんこ手形アート、完成!

どろんこで遊んでいるうちに目にとまったのは、保育園の真っ白な外壁。
あれ?なんだか…手のひらでぺたっとしたくなる?

ある子が手に泥をつけて、ペタッ!
そこから、子どもたちの中であそびのスイッチが入りました。

次々に手をどろんこをつけて、壁にぺたぺた。
真っ白だった壁が、あっという間に手形だらけのアート作品に!

ぐるぐると手のひらを回して、描くように押してみたり、
ジャンプして高いところにぺったんしてみたり。

どろんこって、こんな遊びもできるんだね~。
豪快に・ダイナミックに、子どもたちの表現したい気持ちがあふれていました!

どろんこは苦手?それぞれの“心地いいたのしみ方”

どろんこ遊びの空気に、ちょっぴり戸惑って緊張していた子たち。
みんなが泥だらけになっている中で、どうしようかな…と一歩引いて見つめる子もいました。

そんなとき、ふと足が向いたのはつめたい氷。
冷たくてすべすべの氷の感触。

氷をどろんこに入れてみたり、氷の上にどろんこをのせてみたり。
どろんことはまたちがう“つめたい感触”。
手でさわって、感触をじっくり比べていました。

「どろんこまみれになって走り回る」ことだけが、どろんこ遊びじゃない。
思いきりはじける遊びとはちがう、ゆったりした時間でした。
そこにもちゃんと、子どもたちの発見があるのだと思います。

それぞれの心地よいペースで、ちょうどいい距離から、自然と関わって楽しむ姿がありました。

あそんだあとは、冷やしきゅうりのお楽しみ!

シャワーをあびて、着替えてほっとひと息。
冷たいお茶を飲んだあと、テーブルに出てきたのは…
三園の畑で栽培した冷やしキュウリ!

先生が目の前で切ってくれたきゅうりの断面が、
ほんとうにお星さまの形で、子どもたちの目もキラキラ~

あっというまにみんなパクパク、すぐに売り切れ~!
いっぱい遊んだ後にみんなで食べる野菜の味は、ちょっと特別だったみたいです。

にょきにょきポイント
きゅうりは、な~んの味付けもしてません。
当日収穫の新鮮なキュウリをキンキンに冷やしただけです(笑)

どろんこは心と体の解放~!

初めてのどろんこの子も居れば、久しぶりのどろんこの子も。
それぞれが自分のペースで楽しんだ1日でした。

全身で遊ぶ子。1人でじっくりすくう子。
友達と「これみて〜!」と笑い合う子。
それぞれの楽しみ方・あそびかたができるどろんこ遊び。
暑い夏でも、やってみたい気持ちを解放&発散できるような場でありたいと思っています。

次のにょきにょきも楽しむぞ~!