あなたに質問です!
多くの保育園では、春、または秋ごろに、運動会を行っていますよね。
きっと、運動会当日までに、子どもたちも、たくさんの活動や取り組みを行うと思います。
では…あなたの勤める保育園では運動会の『練習』をしていますか?
もしくは、あなたのお子さまを預けている保育園で、運動会の『練習』をしていますか?
『もちろん!運動会までの期間中は、毎日練習してます!』
という人もいると思います。
でも、ちょっと待ってください。
運動会に向けた取り組みって、そもそも「練習」って言っていいの?
おはようございます!
高槻市の小規模保育園、
株式会社BEIT・桜北町第三保育園の保育士ATSと申します!
先日、私たちの保育園でも、運動会がありました♪
今回の運動会は、親子参加型の運動会です!
積極的にパパママにも参加してもらい、先生たちも一緒になって楽しませてもらいました!
■子どもたち自身が、本当の意味で楽しいと思える運動会を
さて私は、運動会の『練習』という呼び方には、疑問を感じています。
なぜなら、練習って、しんどいものであったり、
苦痛であったり…というイメージがありませんか?
実際、運動会が大規模になればなるほど…
派手になればなるほど…
子どもたちも、毎日毎日、運動会に向けて、大変な思いをしていたりします。
でも私は、保育園の運動会って、
子どもたちにとって、楽しいものであってほしいと思っています♪
運動会当日はもちろん、
それまでも、子どもたちがワクワクするような取り組み・遊びを通して、
「運動会が待ち遠しい!」
って心から思えるような、そんな保育をしていきたいですよね。
■運動会への取り組みは”練習”なのか
運動会って、子どもたちの成長を喜び合う、とても大切な行事ですよね!
「パパやママに、子どもたちのこんな姿、見てほしいなあ…」
といったように、保護者に見てほしい、子どもの姿というものはあります。
でも、私は思うんです。
どれだけ、見てほしい、感動してほしいと思っても…
先生たちが、張り切りすぎてしまって、
子どもたちにしんどい思いをさせてしまっていたら、
それって悲しいなあって。
保育園によっては、子どもたちを泣かせてまで、厳しい練習をさせる施設もあります…
(パラバルーンとか…鼓笛とか…)
もちろん、いろんな事に挑戦することは素敵な事なのですが、
苦痛やしんどさを伴う取り組み=練習って「保育園として、どうなの?」と私は思っています。
だから、私は”運動会の練習”という言い方はしたくないんです。
子どもたちのほうから、
- 「運動会ごっこしよー!」
- 「運動会ごっこしたーい!」
というような声が、自然ときけるような保育にしていきたいと考えています♪
つまり…練習である前に「楽しい遊び」でありたいですよね!
遊びを通して、体と心の発達の助けになることが、保育士だと思っています。
やっぱり、保育園で体験することって、全て『楽しさ』が前提にありたいと思ってます。
そう考えると、運動会に向けて取り組みを、″練習”とは言いたくないんですよね。
運動会にしても、発表会にしても、
子どもたち自身が、本当に好きなことを、夢中になって遊び込んだ結果を見てもらう事が大切だと思います。
思い切り楽しんで、遊んだから、
こんなにたくさん、走れるようになったとか、踊れるようになったとか…
本当の意味で、子どもたちのイキイキとした姿を、見れるのではないでしょうか?
そこに、子どもたちが心から楽しんでいる笑顔が生まれるのかなと思っております。
やっぱりそれが、作られた感動ではなく、本当の感動だなと思いませんか?
今回の話題について、
聞きたいこと・知りたいこと・話し合いたい・ツッコミなどあれば、
問い合わせ/コメントなど、ぜひお待ちしてまーす!
高槻市小規模保育園
株式会社BEIT
桜北町第三保育園・ATS(保育士)